「建替えor高性能リノベ」どっち?2023.08.05
川口市坂下町2丁目にお住まいのT様より、「今のお家を取り壊して新築に建て替えた場合と、今の住まいを耐震性、断熱性、気密性等を向上させてリノベーションした場合だと、どのくらい予算が変わりますか?」とのご相談を受けました
昨年くらいから、今のお家を建て替える、又は土地を購入して新築住宅を建てるだけではなく、今のお家を建て替えるor高性能リノベーションをする、又は、土地を購入して新築住宅を建てるor中古住宅付土地を購入して高性能リノベーションをするか、迷われている方が非常に多くなっております
弊社ではそのような方に、早い段階で両方の『概算資金計画』をさせていただきます
T様の場合は以下のような、概算資金計画となりました
お建て替えをした場合
高性能リノベーションをした場合
二つを比較しますと、まず「建て替え」た場合の融資が2,200万円、建物概算工事費が2,165万円となりました
「高性能リノベーション」した場合は、融資が1,750万円、建物概算工事費が1,984万円となりました
二つの金額を比較しますと、融資額の差が450万円、建物概算工事費の差が181万円、両方を足しますと「建て替え」 た場合と「高性能リノベーション」 した場合ですと631万円の差となりました
T様にご説明したところ、「築年数も古いし、増築増築している建物で、無理もきていると思うので、631万円の差でしたら建て替えで話しを進めたい」とおっしゃられました
この「建て替え」た場合と「高性能リノベーション」した場合の差額は、お客様の土地やその他の条件でかなり違ってきてしまい、昨年、「高性能リノベーション」を施工させていただいた川口市安行慈林のお客様の場合、「建て替え」をした場合、現在、道路から敷地まで2m以上高く、土圧を支える擁壁が既存不適格工作物で、新築の許可を得る為には擁壁のやりかえが必要となり、それだけで2,000万円前後の費用が掛かってしまう為、古いお家を「高性能リノベーション」するという流れとなりました
もし、どちらか悩まれている方は、お気軽にご相談ください
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