気密測定の実施(脅威のC値=0.07)2022.07.08
川口市小谷場のK様邸新築住宅の「気密測定」を実施しました
結果としては、C値=0.07と非常に良い数字が出ました
当初、測定員が10回程測定を試みたのですが、測定不能でしたが、後から聞いたところ、気密が良すぎて測定出来なかったそうです
「携わった平大工を中心に、頑張ってくれた大工達、本当に有り難う❗️」
家の気密性(隙間の量)を示す指標は、隙間相当面積と言われ、一般的にC値として表され、家全体にある隙間面積(cm2)を延べ床面積(m2)で割ったもので、単位はcm2/m2となり、この数字が小さいほど気密性が高い事を表します
かつて隙間相当面積(C値)は次世代省エネルギー基準で、次の表のように規定されています
ただし、現在はこの基準が撤廃されています
家全体にある隙間相当面積(C値)は気密測定によって調べることができます
測定方法は、室内の空気を測定器のファンで強制的に外に吐き出して、この時に生じる室外と室内の気圧差と風量を測定することにより、 すきま面積を算出することが出来ます
【高気密にすることでの主なメリット】
1. 熱の出入りが少なくなり、冷暖房費の節約になる
2. 計画通りの換気でつねに新鮮な空気を入れ、汚れた空気を排出できる
3. 湿気の出入りが少なくなり、住まいの湿度管理が容易になる
4. 湿度管理(除湿)が容易になると、カビ・ダニの発生を大幅に抑制できる
5. 家全体の遮音性能が高まり、室内を静かな環境に保てる
現在は、気密性能の基準は撤廃されていますが、家の『断熱性能』も勿論大切ですが、『気密性能』も非常に大切となります
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