住宅の耐震等級とは? (耐震性の高い家を持つための基礎知識)Part22022.04.13
■ 耐震等級の種類
前回お話ししたように、耐震等級は3つのランクに分けられています
ここでは各等級の特徴を詳しくご説明いたします
耐震等級1
建築基準法で定められた最低限の耐震性能を満たしていることを示しています
耐震等級1の建物では、数百年に一度起こる大きな地震に備えた強度で構造計算が行われています
この等級の建物は、震度6~7程度の地震で倒壊しないものの、建物自体は損傷を受ける可能性があります
損傷の程度によっては、建替えが必要になる場合もあります
耐震等級2
耐震等級1の1.25倍の地震に耐えられる強度が、耐震等級2です
長期優良住宅は、耐震等級2以上が認定条件となっています
災害時に避難所となる公共施設は、耐震等級2以上であることが必須条件となります
耐震等級3
耐震等級1の1.5倍の地震に耐えられるのが、耐震等級3です
住宅性能表示制度ではもっとも高いランクとなるため、警察署や消防署の建物は多くの場合で、耐震等級3となっています
地震の被害に遭っても、建物の損傷を最小限に食い止められるため、そのまま利用し続けることが基本的に可能となります
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