計画換気の性能保持のために『高気密化』が大切2022.04.02
現在の建築基準法では、新築住宅には24時間換気システムの設置が義務づけられています
つまり新築住宅では、換気は基本的には24時間換気システムによって行われることが前提になっています
新築住宅では、右図のように、24時間換気システムによって空気の流れをつくり、家全体を計画的に換気するように設計されます
ところが、気密性能の低い隙間だらけの住宅の場合、左図のように排気ファンの近くの隙間から給気することで「ショートサーキット」を起こしてしまい、計画通りに空気の流れができず、十分に換気されない場所ができてしまいます
低気密住宅では、換気が十分に機能しないため粉じんも排出されにくく、ほこりが増えます
そして、換気システムが計画通りに機能しなければ、当然、居住者の健康面だけでなく、家の耐久性にも悪影響を及ぼします
以上を踏まえて、「きちんと計画換気を機能させる」ためには、『十分な気密性能が大切』となります
関連記事
-
2024.04.16
既存住宅の「耐震セミナー」開催 -
2024.04.15
川口市坂下町2丁目T様邸の工事請負契約締結 -
2024.04.10
「コンパクトに家を建てる」とは? -
2024.04.04
大地震で建物(木造住宅)が倒壊した4つの理由 -
2024.03.18
家づくりに『値札』を付けませんか? -
2024.03.12
『既存住宅状況調査(ホーム インスペクション)』って、ご存知ですか?
最新記事
- 04月16日 既存住宅の「耐震セミナー」開催
- 04月15日 川口市坂下町2丁目T様邸の工事請負契約締結
- 04月10日 「コンパクトに家を建てる」とは?
- 04月04日 大地震で建物(木造住宅)が倒壊した4つの理由
- 03月18日 家づくりに『値札』を付けませんか?
カテゴリー
- お知らせ (119)
- イベント報告 (26)
- 『家づくり』アカデミー (168)
- 「本当に良い家」とは (56)
- 「家づくりにおいて⼤切なこと」とは (46)
- 「豊かな暮らし」とは (32)
- 「失敗しない不動産」とは (32)
- 社長ブログ (2,098)
- スタッフブログ (974)
- ワークショップ (53)
アーカイブ