家の気密性能を示す、【C値】とは2021.04.27
気密性能を示す【C値】は、単位相当隙間面積と呼ばれ、建物外周面の隙間の総面積に住宅の内外の圧力差で生じる空気抵抗(係数)を 乗じたものを総相当隙間面積といい、これを建物の延べ床面積で割ったものが 単位相当隙間面積といい、単位はcm²/m²(床1 m²当たり、壁や天井の隙間の総合計が何cm²か)で表します
この気密性能を示す【C値】と、断熱性能を示す【UA値】の大きな違いは、【UA値】は計算をして出る数値ですが、【C値】は現場にて実測しなければ出ない数値で、弊社では1棟1棟、外壁工事及び内装下地材を張る工事の前に、第三者による実測を行い、もし一回目の測定で目標値に達しない場合は、隙間を突き止め、大工にて隙間を塞ぐ作業を行い、目標以下の数値になるようにしています
断熱性能は、予算を掛ければいくらでも上がりますが、この気密性能を確保するには、作業のポイントがある為、普段対応したことのない大工さんでは、難しいと思います
そして、計算上は断熱性能の良い家でも、気密性能を確保出来なければ、真冬の暖気や真夏の冷気が、どんどん屋外に逃げてしまう為、本当の断熱性能は発揮出来ません
国の次世代省エネ基準による【C値】は5.0以下ですが、山際建設では0.4以下を基準としておりますので、単純に、国の基準の12.5倍気密性の良い家となります(ただし、プラン等により難しい場合もございます)
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