住まいの不満・不安について2019.12.15
家づくりを考える際、どんなところにこだわるかによって、住宅メーカーまたは工務店を選んでいくと思います。実際には、この住宅メーカーや工務店を選んだ段階で家の性能というのがあらかた決まっていきます。ですので、家づくりにおいて何が一番大事かということをしっかり考えて、自分が納得できるやり方をしている会社を選ばれた方が良いと思います。
まず、住む前に家づくりでこだわった点は何かというと、表を見てもらうと分かる通り、1位はやはり価格です。やはり価格は一番気に掛けるところだと思います。2位に間取りです。これも当然使い勝手を考えるというのは大事なところになるかと思います。3位にデザイン、4位にやっと構造が出てきて、5位に設備、6位に性能がでてきます。家を建てる前は、性能というところが下の順位になっています
しかし、実際に建てて住んでみた後にどうなるかというと、不満・不便・不安のランキングで、1位は家が暑い、2位は家が寒い、3位は結露となります。この3つが一番の問題になってくるわけです。これは、実は昔から変わりません。暑い寒い結露する家というのが、出来上がってからの問題になっています。これらはすべて性能から成り立っているものです。断熱性能をしっかりとすることによって、実はこれらの問題を補うことができるわけです。(しかし一言断熱と言っても色々な方法(材料)がありますので、しっかりと勉強をし、理解しておく必要があります。代表的な断熱材として、「グラスウール」、「ロックウール」、「吹付け軟質ウレタンフォーム発砲品」、「吹付け硬質ウレタンフォーム発砲品」、「セルローズファイバー」などがあります。)
弊社は、メリット、デメリット等を考慮の上、新築住宅においては全て、『工場吹付け硬質ウレタンフォーム発砲品(スーパーウォール工法)』を採用しております。
よく、戸建リノベーションの相談を受ける際、その理由を聞いてみると、2階が暑いので治したいという話しになりします。これは、元々の家を建てる際、性能がしっかりしていないと中々直りません。断熱改修は、思ったより大掛かりな工事になります。ですので、住んでみてから失敗したというようなことにならないように、家を建てる前に『何が一番大切なのか』をしっかりと考えていただきたいと思います。
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