新築でも寒い?2018.02.28
戸田市のA様は、うちの現場のすぐ近くの建売り住宅を購入されたばかりでした。
お話しをお伺いすると、「色々と土地を探し、注文住宅も考えたが、予算、その他の面でその家に決めた」とのことでした。
「高気密・高断熱」に非常に興味を示されましたので、「スーパーウォール工法」の説明を1時間程させていただきました。
帰りしな、「なんてこの家は暖かいんだ、うちと全然違う」と言われてました。
先日、そのA様からお電話があり、「家がどうしても寒くて仕方がない。できれば点検(原因を探る)をしてもらえないか?」とのことでした。
(「その家を売った不動産屋さんは、何をしているのだろう!」と思いましたが、)わたしは了解し、うちの大工と共にお伺いしてきました。
床下にもぐり(残念ながら、点検口がなく、天井裏には入れませんでした)、図面をチェックさせていただきました。
①床下の断熱材は30mmのスタイロフォームがきちっと入れられており、問題ありません。②図面上は、壁及び天井に75mmのグラスウール又はロックウールが入れられていることになっているのですが、確認できませんでした。③外部開口部(アルミサッシ)には、LIXILのデュオPGが使われており、問題ないのですが、ただ開口部の量が多いです。④第3種の計画換気システムが入れられていますが、気密性に裏付けがないので、過換気になっている恐れがあります。⑤壁及び天井の断熱材を入れ替えるのには、膨大な費用が掛ってしまうので、多すぎる開口部にインプラス(内窓)を使うことをお勧めしました。
以上のようなご説明をさせていただきました。
A様からは、「リビングから続く和室の床をフローリングにし、間仕切りを広げて一体の広いリビングにしたいと思っており、提案してもらったインプラスの件も前向きに考えたい」とのお話しをいただきました。
最後にA様より、「家は住んでみないとわからないよな~」とのお話しを聞いて、改めて、『お客様に、より断熱性、気密性の大切さをご理解をしていただき、ご納得のいく家造りをしなくてはいけないな~』と思いました。
-
2024.04.21
2024年3月首都圏中古住宅、成約件数が2ケタ増 -
2024.04.20
「長期優良化リフォーム事業」の受付開始 インスペクションが要件に -
2024.04.18
豊後水道を震源とする地震により、四国で最大震度6弱 -
2024.04.16
既存住宅の「耐震セミナー」開催 -
2024.04.15
川口市坂下町2丁目T様邸の工事請負契約締結 -
2024.04.13
東京から流出する子育て世代、住宅(土地)価格の上昇で隣県へ…
最新記事
- 04月21日 2024年3月首都圏中古住宅、成約件数が2ケタ増
- 04月20日 「長期優良化リフォーム事業」の受付開始 インスペクションが要件に
- 04月18日 豊後水道を震源とする地震により、四国で最大震度6弱
- 04月16日 既存住宅の「耐震セミナー」開催
- 04月15日 川口市坂下町2丁目T様邸の工事請負契約締結
カテゴリー
- お知らせ (119)
- イベント報告 (26)
- 『家づくり』アカデミー (168)
- 「本当に良い家」とは (56)
- 「家づくりにおいて⼤切なこと」とは (46)
- 「豊かな暮らし」とは (32)
- 「失敗しない不動産」とは (32)
- 社長ブログ (2,099)
- スタッフブログ (975)
- ワークショップ (53)