気密・断熱・換気・冷暖房のバランス不足はダメ!2011.02.28
快適な家づくりには、気密・断熱・換気・冷暖房の4つのバランスを考慮することが重要です。一つでもバランスが崩れると、結露や腐朽といったリスクが高くなります。怖いのは、これらをきちっとやったつもりで施工してしまうことです。善かれと思ってやったことでもバランスを崩してしまえば、問題を抱える“ダメ家”になりかねません。来るべき省エネ基準の義務化に備えて、快適な家づくりのポイントを学ぶ必要があります。
気密・断熱・換気・冷暖房のバランス不足が引き起こすトラブル
バランスが崩れると、図に示したように様々な悪影響が現れます。例えば、気密や断熱をきちんと施工したつもりでも欠損があると、そこが弱点となり湿気や熱が漏れて結露や腐朽の原因となります。 また、石油ストーブといった開放型の暖房器具を使用したり、住まい手が室内で洗濯物を干したりすることで、高湿になって結露を誘発することもあります。そこに換気不足が重なれば、居室内に湿気が滞留してカビが生じる恐れもあります。
2020年までに国は省エネ基準の義務化を検討しています。今後、高性能な省エネ住宅が当たり前になる可能性は高いです。そうなったとき、断熱だけに目を奪われて気密・換気・冷暖房とのバランスの悪いダメ家をつくらないよう、注意をすべきです!
『バランス不足はダメ!』は人間にも当てはまりそうですね。
関連記事
-
2024.04.24
「断熱リフォーム」でヒートショックのリスクを軽減 -
2024.04.21
2024年3月首都圏中古住宅、成約件数が2ケタ増 -
2024.04.20
「長期優良化リフォーム事業」の受付開始 インスペクションが要件に -
2024.04.18
豊後水道を震源とする地震により、四国で最大震度6弱 -
2024.04.16
既存住宅の「耐震セミナー」開催 -
2024.04.15
川口市坂下町2丁目T様邸の工事請負契約締結
最新記事
- 04月24日 「断熱リフォーム」でヒートショックのリスクを軽減
- 04月21日 2024年3月首都圏中古住宅、成約件数が2ケタ増
- 04月20日 「長期優良化リフォーム事業」の受付開始 インスペクションが要件に
- 04月18日 豊後水道を震源とする地震により、四国で最大震度6弱
- 04月16日 既存住宅の「耐震セミナー」開催
カテゴリー
- お知らせ (119)
- イベント報告 (26)
- 『家づくり』アカデミー (168)
- 「本当に良い家」とは (56)
- 「家づくりにおいて⼤切なこと」とは (46)
- 「豊かな暮らし」とは (32)
- 「失敗しない不動産」とは (32)
- 社長ブログ (2,100)
- スタッフブログ (976)
- ワークショップ (53)
アーカイブ