社長コラム・知恵袋

「ママが笑顔になる家」のつくり方2011.02.05

【「ママが笑顔になる家」のつくり方】という設計セミナーを受講しました。

 

 

 

 

 

 

 

『働くママも笑顔になる工夫』というテーマで、◆家事に関するコト、◆子育てに関するコト、◆健康に関するコト、◆収入や家計に関するコト、◆家族関係に関するコトという切り口で学びました。

「家事に関するコト」としては、
・共稼ぎ世帯が専業主婦世帯を上回り、その差はさらに開く傾向のため、働くママが笑顔になるためには、家事にかかる時間をいかに短く、そして楽に楽しくすることがポイントです。もはやキッチンは主婦の城ではなく家族共有の空間。家族の家事参加は共稼ぎ家族では特に多いにありあす。家事時間を家族みんなで楽しむことが必要です。
では、家事参加しやすいキッチンとは? 例えば、ダブルアクセスキッチン(キッチンの左右から通り抜けできる)
・夜洗濯は、共稼ぎ世帯では8割が実施します。夜洗濯の一般化に伴ない屋内干しも一般化してきてます。屋内の湿気やにおいを嫌っていますが、やむなく屋内に干しているケースが多いです。
では、洗濯しやすいスペースとは? 「洗う」⇒「干す」⇒「たたむ」⇒「しまう」という4工程を一度整理してみる。「たたむ」をどこで行うかがポイントです。最小限の移動で済ますことができることがポイントです。※2階にあるとよい場合が多いです

「子育てに関するコト」としては、
・住宅購入の目的が“子供のため”という理由が共稼ぎ家族においても今だ多いです。
子供部屋の広さは? 6畳大のスペースは不要⇒子供部屋は3畳程度でも十分です。(子供部屋は勉強をし、休むところ!!)家は子育ての役割を終えると同時に、夫婦が老後を過ごす空間となる。(夫婦それぞれのスペースを持つことが可能になります。)
いい子に育つ子供部屋の条件とは? ①子供部屋と玄関を結ぶ動線上に、ダイニングやリビングがあること。②スペースは3畳大程度でも・・・⇒勉強机とベット(または布団)が置ければ良い。③日当たりの良さは必要以上に求めない。※むしろ暗いくらいのほうが・・・④親の目が常に届く位置にあり、少なくとも気配が感じられる配慮が必要です。⑤社会との接点を設ける。“窓”(窓は、地域社会と子供を結ぶ接点となります)

「健康に関するコト」としては、
・空気は自らは動かないので、きちんとした換気を行ない、VOC(揮発性有機化合物)等を考慮して仕様選定することが大切です。窓を開けて住宅も深呼吸(「換気」が住宅の呼吸とすれば、「通風は」深呼吸。)することも必要です。人口照明の弊害を考慮する。(本来就寝する時間に強い蛍光灯の光を浴びることで、体内時計が狂ってきます。)「セロトニン神経」を活性化させる。セロトニン神経を活性化させる最適な日光浴時間の目安は、20~30分、色温度は2500K(簡単にいうと、朝日を浴びること。)「騒音」を緩和すること。

「収入や家計に関するコト」としては、
・予算に見合った住宅を提案・実現することが重要です。
では、どのような住宅を提案・実現していくのか? 維持管理費用が少ない住宅。窓から逃げてしまう熱が、家全体の48%と圧倒的に多いため、窓計画提案が重要です。(窓の向き、大きさ、エコガラス、庇等。)各種補助金の積極的活用。(事前に、国や地方自治体に補助の内容や手続きを確認すること。)
先程、窓計画提案の話の中で、「庇」という言葉が出てきましたが、『庇の効用』というデータがあります。

「家族関係に関するコト」としては、
・現代の住宅や人間関係に合った、コミュニケーションの空間・手段が求められています。
では、どのようなコミュニケーションの空間・手段があるのか? 例えば、「リビング階段」、「オープンキッチン」、「みんなの本棚」、「吹き抜け」、「メッセージボード」。家族が共通で使うものをリビングやダイニングに配置することで、通り過ぎてゆく家族の足を止まらせることができます。
これから求められる住宅とは? ある時点だけに限定した空間構成ではなく、「家族のタイムテーブル」等に基づき、家族の変化に柔軟に対応できる住宅(可変性の有る住宅)。

以上、これからの家づくりのご参考として下さい。