東京から流出する子育て世代、住宅(土地)価格の上昇で隣県へ…2024.04.13
内閣府は2023年度日本経済リポート(ミニ白書)で、住宅(土地)価格の上昇により子育て世代が東京から隣県に流出しているとの報告をまとめました
通勤時間が長くなって女性が働きづらくなり、就業率の悪化につながる恐れがあると指摘しています
ミニ白書は、東京都から埼玉、千葉、神奈川の3県に流出した人口を世代別に分析しました
子育て家庭が多い25~44歳は、コロナ禍で郊外暮らしが見直された21年に2.5万人、22年に1.5万人ずつ、転出が転入を上回る転出超過となりました
不動産経済研究所の調査では、23年の東京23区の新築マンションの平均販売価格が初めて1億円を超えました
ミニ白書は、「都内の住宅(土地)価格が上昇し、子育て世代が価格の安い首都圏近郊に向かっている」と指摘しています
通勤時間が15分長くなると、20歳代後半~40歳代前半の既婚女性の就業率が5ポイント程度悪化すると分析しました
育児を考えると、都心で働ける時間が短くなり、都内で住宅を選んでも(高い為)部屋が狭くなり、2人目、3人目の出産をあきらめることにつながるといいます
ミニ白書は、子育て世代が安く借りられる公的住宅の供給拡大を提案しています
弊社の最寄り駅は、地下鉄南北線乗り入れの埼玉高速鉄道の「鳩ヶ谷駅」となりますが、現在、都内の北区、豊島区、文京区の賃貸マンション等にお住まいの方が、土地を購入して新築戸建てを建築したり、分譲住宅、中古住宅や新築及び中古マンションの購入を考えた場合、川口市の地価は都内(場所にもよりますが)の1/10から1/5で済み、上り線3つ目の駅が北区の「赤羽岩淵駅」となり、都内への通勤も非常に便利な為、このエリアでの計画をご相談をされる方が非常に多いです
その様な理由からか新規の販売用土地があまり出てこないエリアとなっています
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