本年4月施行、相続登記義務化、あなたの実家は大丈夫ですか ?!2024.03.15
うちの不動産営業の水村もブログで発信していましたが、本年4月より相続登記が義務化されます
放置すればするほど「誰も住まなくなった実家」のリスクが高まります
「誰も住まなくなった実家」を放置しておくことは、周辺環境に悪影響を及ぼすだけでなく所有者にも様々なリスクとなります
さらにそうしたリスクは、放置する期間が長くなればなるほど高まっていくという傾向があります
一般論としては空き家になったら早い段階で対応を考え、対策を講じればいいのですが、なかなかそうはいかないのが「誰も住まなくなった実家」の難しいところです
当事者の皆さんならおわかりでしょうが、最初は気になって「何とかしよう」といろいろ考えますが、簡単には答えが見つかりませんし、どこに相談すればいいのかも分かりません
そもそも、まとまった時間をとって実家に帰るというのも面倒で、仕事や家庭のことに追われ、いつの間にか忘れてしまうというのが実態ではないでしょうか
空き家のリスクとしてまず挙げられるのが、建物の価値が低下することです
そもそも日本の不動産市場では、木造住宅の市場価値(売買価格)は築20年もすると大幅に低下します
それでも「普通に生活できる状態」なのと「そのままでは住めないほど傷んだ状態」では当然、差がつきます
空き家は普通、窓を締め切ったままなので、どうしても内部の空気が淀みます
そのため湿気がこもり壁や床、天井などの建材や建具の劣化が進みます
また、台風や大雨で雨漏りが起こると、木造住宅では柱や土台などの木が腐ったりシロアリの被害を受けやすくなったりします
住んでいないことでそうした被害に気づくのが遅れるということもあります
さらに、貸すことを考えると雨漏りやシロアリの被害は直す必要がありますし、傷んだ内装の補修が必要になることもあるでしょう
あるいは、そうした補修を諦めて建物を取り壊すとなればそれはそれで費用がかかります
「誰も住まなくなった実家」にお悩みをお抱えの方は、是非一度ご相談ください
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