LIXIL、脱炭素化に大きく寄与する「住まいの断熱」に関する意識調査実施2023.08.17
約8割が住まいは寒いと回答も、ほとんど断熱リフォーム経験がありません
多くの人が経験のある「暖房機器の2台つかい」は、住まいの見直しのサインです
株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、全国都道府県の20代~50代、4,700人(各都道府県男女50名ずつ)を対象に、住まいの断熱に関する意識調査を実施しました
約5,000万戸ある日本の既存住宅の断熱性能をみると、現行基準(高断熱)の住まいは10%にとどまり、残り90%が低い断熱性能、または無断熱であるというのが現状です
寒さを感じる場所第1位は「トイレ」、続いて2位「浴室」、3位「洗面所(脱衣所含む)」がランクインしました
ヒートショックの発生にもつながる、住まいの中の「温度差」には注意が必要です
冬(主に11月~2月)の住まいで寒さを感じる場所として最も多く挙がったのが「トイレ(52.2%)」で、次いで「浴室(51.8%)」、「洗面所(脱衣所含む)(48.7%)」でした
一方で、「リビング(33.6%)」や「寝室(37.7%)」と、普段生活をしている場所では、寒さを感じている人が比較的少ない結果になりました
住まいの中で感じる「温度差」は、ヒートショックの発生を防ぐ上で気をつけたいポイントの1つです
特に、入浴時は注意が必要なタイミングと言われていますが、リビングなど暖房で温まった部屋から寒い脱衣所で衣服を脱ぎ、温かい浴室に入ることなどで血圧が乱高下し心臓に大きな負担がかかり、ヒートショックのリスクを高めてしまうのです
また、夜間、温まった布団からトイレに行く際なども、温度差が大きくなるため注意が必要となります
そのため、「家をまるごと断熱する」、浴室や洗面所、トイレなど「寒いと感じる場所を部分的に断熱する」、熱の出入りが大きい窓やドアなどの「開口部を断熱する」、といった対策を行い、住まいの室温を一定に保ち「温度差」を減らすことは、ヒートショックなどのリスク軽減から見ても効果的と言えます
弊社でも現在2軒、『家のまるごと断熱工事』をさせていただいておりますので、施工状況をお知らせさせていただきます
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