社長ブログ

住宅購入とリフォーム・リノベーションのトレンド調査!2023.07.19

株式会社groove agentは、東京都在住30〜40代の既婚男女1000人を対象に、住み替え希望の住宅種別とリフォーム・リノベーションの関心について、アンケート調査を実施したそうです

住み替え希望の住宅種別は「新築戸建て」が39%と最多で、前回調査より13.6%のマイナスだったそうです

これから住み替えをするとした場合、どの住宅種別を選択するかを聞いたところ、「新築戸建て」と回答した人が39%で最多、「新築マンション」と回答した人が24%で、新築派が全体の63%を占めるものの、前回調査は76%だったため、13%以上の減少となったそうです

 

欧米諸国では中古住宅を、リフォームやリノベーションで改修して住み継ぐことが一般的だが、日本では新築戸建てが好まれる傾向にあり、今回の調査結果にもそれが表れています
前回調査より13%以上のマイナスは、物価・不動産価格の高騰や、公共料金値上げなどによる節約志向や消費抑制が要因とみられています

首都圏では、新築マンションの供給戸数と中古マンションの成約件数を比較すると、2016年に中古が上回り、以降、価格も上昇し続けています
不動産経済研究所によると、東京23区の新築マンション平均価格は2年連続で8000万円を超え、一般家庭には手が届きづらくなっているのではないかとうかがえます

 

中古住宅(マンション)の改修範囲は?

中古派にリフォーム・リノベーションしたい範囲を聞いたところ、「フルリフォーム・フルリノベーション」が16%だったのに対し、「不満があるところだけリフォーム・リノベーションすればよい」が39%、「状況によりそのままでもよい」が45%と、部分リフォームや部分リノベーション、改修しないまま住むことに抵抗のない人が多いという結果になりました

 

リフォーム・リノベーションでこだわりたいところは?

リフォーム・リノベーションをする場合、どこにこだわりたいかを聞いたところ、家の中で最もよく過ごし、家族が集まる「リビング」、毎日使うので使い勝手にこだわりたい「キッチン」に次いで、過ごす時間が短い「浴室」がダイニングを上回りました

浴室は衛生設備の中でも、前の住まい手の使用感を感じやすいため、改修を希望する人が多いようです
また、コロナ禍によりリモートワークが普及し、「ワークスペース需要」が高まりましたが、今回の調査では7位にとどまり、コロナ禍収束による通勤機会が増加し需要が減ったものと考えられます

 

リフォーム・リノベーションのメリットとして感じることは?

リフォーム・リノベーションのメリットとして感じることを聞いたところ、「住みやすい間取りにできる」「自分好みの内装・設備にできる」「新品同様になる」など、目に見えてわかるものが上位にきました
一方で「土地代や建築コストがかからない」や「環境によい」など二次的に働くものの認知度は低く、リフォーム・リノベーションの認知度に伸び代が感じられる結果となりました

 

弊社でも今年になり、新築のご相談は引き続きいただいておりますが、リフォーム、特に「大規模な性能向上(高耐震・高断熱・高気密)リノベーション」をご希望の方が多く、これから2軒施工させていただきます

性能向上リノベーションは高い技術力が問われ、水回りを中心にしたリフォーム屋さんでは施工することは難しいと思います

弊社ではお打ち合わせの早い段階で、「概算資金計画」をさせていただくのですが、『新築』か『高性能リノベーション』か迷われている方に、新築にした場合と高性能リノベーションにした場合を、比較してご確認していただきますが、土地や建物の状況により、1,000万円以上違ってくる場合や、200〜300万円しか違わない場合がございます

それを踏まえて『新築』にするのか『高性能リノベーション』にするのか、ご判断していただきます

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