10年間でシューズクローゼット設置2倍に2022.02.26
AH住生活研究所は、2009年~2021年に同社で建築した住宅から100棟/年を抽出し、約10年間の間取りの傾向を調査したそうです
その結果、2009年と比較し、2021年はシューズクローゼットの設置件数が43件増加しており、2倍超の設置件数となったそうです
設置する場合における平均面積も23%増加していることからニーズの高まりが伺えます
他に洗面所は30%、リビングは7%面積が増加したそうです
リビングは面積に大きな変化はないが、吹き抜けを設置する住宅が10件から20件に増加しているそうです
一方、和室・タタミコーナーの設置件数は、2009年の61件から、2021年には41件と20件減少したそうです
設置する場合における平均面積も、6.5帖から4.2帖と36%減少したそうです
バルコニーについても設置件数、面積ともに減少したそうです
設置件数が増加している室は面積も増加しており、設置件数が減少している室は面積も減少している傾向がみられたそうです
コロナ禍で人気だった「玄関入ってすぐ洗面スペース」の間取りは、2020年に一時的に増加したが、翌年からは減少する傾向が見られたそうです
他方で、玄関から他の居室を通ることなく、直接洗面所に行くことができる動線の採用が、2020年と比較して7%増加したそうです
2つの洗面台を設置するよりも、間取りの工夫によってコロナ禍に対応する住宅が増加しているそうです
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